小学校は義務教育であるため、基本的には公立の小学校へ入学をします。
しかし、中には小学校受験を行い私立の小学校へ入学することもあります。
公立の小学校と私立の小学校でどのような違いがあるのかということをここではお伝えいたします。


小学校の教育資金はいくらかかるのか?

文部科学省が発表している「平成30年度子供の学習費調査の結果について」によると、お子さまの教育にかかる資金として、次のようなデータが出ています。


【公立】

  • 小学校6年間 192万6809円

【私立】

  • 小学校6年間 959万2145円

このデータから公立と私立で約5倍の違いがあります。
同じ小学校であるのに公立と私立で教育費に大きな差があることが特徴です。


公立と私立で何が違うのか?

公立小学校と私立小学校でどのような差があるのでしょうか。


①独自のカリキュラムが組まれている

私立の小学校では主に学校独自のカリキュラムが組まれていることが多いです。
そのため、公立の小学生と比べて特別な教育を受けることができるため、まわりと差をつけやすいという特徴があります。
学校によっては中学校以降の受験対策も行ってくれる学校もあるため、中学校以降の学歴にも大きな差をつけることが可能になります。


教員の入れ替わりが少ない

私立の小学校は教員の異動が少ないため、6年間ハイレベルな教育を同じ教員から受けることが可能です。
また環境の変化も少ないため、お子さまの負担も少なく、教育を受けることが可能になります。


③学費の違いが大きい

小学校は特に学費の差が激しいことが特徴です。
私立の小学校は中学校以降の学歴にもいい影響を与えられるように、特に独自のカリキュラムを組んで発想力を高めたりするなどの教育を行っていきます。
また6年間と長い教育期間であるため、学費に大きな差が出てきます。


いじめや学級崩壊が少ない

私立小学校は受験をして入学をする児童であるため、選抜されて入学します。
そのため、学級崩壊やいじめの問題も公立に比べて少なく、お子さまやご両親も安心して学校教育を受けることが可能です。


私立の場合は学校ごとで費用が大きく異なる

私立の場合では、学校ごとで費用が大きく異なります。
これは、学校ごとでカリキュラムが違うことももちろんですが、学校の維持費などにも学校ごとに異なることが原因です。
しかし、私立の小学校は基本的に公立に比べて多くの教育費がかかることになるため、教育費をしっかりと準備することが重要です。

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